合格体験談
振り返ってみると、Round Oneの助けなしには僕がMBA留学のプロセスで合格を勝ち取ることは決してできなかったと思います。僕の経歴は一般的な日本人のMBAアプリカントとは随分異なっていました。地方のファミリービジネスからの派遣であるということと、大学院在籍中からの直接の出願で、フルタイムの職務経験がゼロであったことからです。TOEFLの予備校に通っている際に偶然Round Oneを紹介してもらってエッセイカウンセリングをお願いしたのですが、Mr. Roundと出会えたのは本当に幸運でした。1年目は結果的に合格を得ることができず、2年目も引き続いてカウンセリングをお願いしたため1年半もの長い付き合いとなりましたが、Mr. RoundとRound Oneには本当に感謝しています。以下に、僕から見たRound Oneの強み、魅力をあげていきたいと思います。
まず第一に、Mr. Roundの人柄です。彼は本当に絵に描いたようなグッドガイです。巷ではよく、カウンセリング中にクライアントを強く罵倒するカウンセラーの話を耳にしますが、Mr. Roundはそのようなことはまずしません。いつも冷静に、温かく助言と励ましをしてくれますし、カウンセリング中にアイデアが出なかったり、英語での表現がなかなかできなかったりと時間がかかっても、”Take your time.”といつも辛抱強く待ってくれます。カウンセリングを受ける側の好みにもよるのでしょうが、僕の場合、毎週彼と会話するのは楽しみとなり励みとなり、そのカウンセリングはずいぶんモチベーションを維持、向上させる助けとなってくれました。
次に、カウンセリングは基本的にSkypeを通して行われるということです。これは、僕には結果的に非常に重要なことでした。エッセイカウンセリングは英語で行われます。彼の発音は非常にクリアで、また丁寧に話してくれるため非常に聞き取りやすいのですが、僕のように純ドメスティックの人間との間ではそれでも、口頭の会話のみでは誤解等がなかったわけではなかったと思います。しかしながら1年目の出願の際は、基本的にエッセイの内容自体のカウンセリングはSkypeのチャットを通して行われたため、誤解やあいまいな点が生じることはまずありませんでした。また、議論した内容が直接チャットの文章として保存されるため、カウンセリング後に実際に自分でエッセイを書いたり、直したりするときにはそれを参考にすることもできました。再出願の際の2年目は僕が慣れてきたこともありカウンセリング自体も口頭の会話で行いましたが、議論した内容自体はMr. Roundが基本的に後でまとめてメールしてくれたため、非常に助かりました。
Skypeを利用することのもう一つのアドバンテージが、地理的な条件が全く関係ないということです。僕は1年目の最初こそ東京在住だったのですが、1年目の後半は愛知県、2年目は四国にいたため、もしface-to-faceのカウンセラーを利用していたら続けることが不可能だったことと思います。また、特に出願が集中し、カウンセリングの頻度も上がった12月等に自宅でカウンセリングを受けられたことは、オフィスにわざわざ足を運ぶことと比較すると大きな時間の節約となりました。
次に、出願校の選択とMBA出願全体の運びについてです。前述の通り僕は大学院からの直接の出願で、しかも農業分野のファミリービジネスからの派遣ということでMBA留学関係の情報が非常に入ってきづらい状況にありました。しかも、典型的な日本からのMBAアプリカントとは大きく求めるMBAプログラムの環境が違います。Mr. Roundは流石に知識と経験が豊富で、彼とのStrategic Guidanceでは、農業分野のファミリービジネスを引き継ぐ際にどの大学を選ぶべきなのか、多くの助言をいただきました。結果的に進学先に決めたUniversity of Marylandも、Mr. Roundが提示してくれた大学のひとつです。また、彼はどの大学にどのラウンドで出願するかの計画を立てた後、各大学の出願のデッドラインに必ず間に合うように毎週のカウンセリング後に宿題(エッセイの草稿、推敲、ネタ出し)を出してくれました。目の前のノルマを提示してくれたため、やらなければならないことが明確になり、非常に一つ一つに取り組みやすくなりました。
そして最も重要であろう、Essay Counselingの内容です。Mr. Roundは本当に百戦錬磨のプロフェッショナルでした。最初はおぼろげだった僕のキャリアプランが、彼とのカウンセリングを重ねるうちに明確で、洗練されたものへと変わっていきました。彼に質問、アドバイスをされながら考えをまとめていると、あぁ、自分自身が思い描く未来像というのはこういうものなのだということに気づくことができ、自分でも満足のいくキャリアプランのエッセイを仕上げることができました。また、僕はフルタイムの職務経験なし(再出願の時は経験半年ほど)でアプライしたため、どうしても他の職務経験豊富な人たちと比べると自身の経験を語るエッセイでは内容に困る時がありました。そのような際、Mr. Roundは本当に話を引き出すのがうまく、彼の質問に答えているうちにこれしかない、というような経験を引き出せたことが何度もありました。それを自分で文章にした後にMr. Roundに添削してもらい、完成したものを見ると、確かに自分の経験を語っているエッセイが大変魅力的な内容に仕上がっていました。また、Mr. Roundはエッセイ以外にも出願の際に提出する必要のある各大学のApplication Formを含め、出願のプロセス全体もチェックしてくれるため、海外への大学、大学院への出願が初めてだった僕も問題なくプロセスをこなすことができました。
最後にInterview Trainingについてです。僕は実際のadmission officeとも多くをphone interviewで行ったため、Skypeを通して行った30分のMock Interviewは本番さながらでした。Mock Interviewのすぐ後に各項目ごとの細かいアドバイスを含んだレビューを作成して送ってもらえるため、その後に自分で練習する際にも非常に役立ちます。僕は本番の直前まで、何回か行ってもらったMr. Round、Ms. RoundとのMock Interviewのレビューを見直してからinterviewに臨んでいました。また、各大学の面接官にこちらから何を質問するべきかのアドバイスを多くいただき、Killer Questionsと言える質問を、本番では自信をもって尋ねることができました。
僕からRound Oneに対して、リクエストがないわけではありません。たとえば僕は純ドメスティックであったため、GMATとTOEFLのスコアメイクに大変苦労しましたが(特にTOEFL)、スコアを上げてくれ、とは言われるものの実践的なアドバイスはもらえませんでした。また、僕が1年目に合格を勝ち取れなかったようにMBA受験での合格を絶対に保証してくれるわけではありません。それでも、振り返ってみて僕にとってMr. Roundの助けは不可欠なものでした。他の大手予備校等を利用したことはないので比較するのは難しいですが、MBA出願でのカウンセリングサービスとして国内でも有数であることは間違いないと思います。これからMBA受験を考える方も、利用した後にRound Oneに出会えて幸運だった、と、きっと思えるに違いありません。
以上、乱雑で稚拙な文章で申し訳ないですが、僕の体験記とさせていただきます。これから先、Round Oneをパートナーに選ぶみなさんの成功をお祈りしています。頑張ってください!