合格体験談

30代後半になってからの派遣留学、しかもMBAではなく文系大学院進学という特殊事情を抱えた私が無事4校から合格通知を受け取ることができたのは、ひとえにラウンド先生のおかげです。志望校の選定からエッセイの作成・推敲、さらには出願手続まで、ラウンド先生には大変親身になって助けていただきました。最終的にはColumbiaに進学することとなりましたが、先生のサポートなしにはとても不可能だったと思います。他の方に比べ格段に手間のかかるクライアントだったと思いますが、むしろ喜んで指導を引き受けていただいたラウンド先生には大変感謝しています。

1年半前、会社から海外大学院留学の候補生の決定を受けた時点では、TOEFLとGREのスコアを上げることしか頭になく、正直に言ってエッセイの重要性を理解していませんでした。たまたま学生時代の友人に連絡した際、既にMBAを取得していた彼から、海外大学院出願においてはエッセイが極めて重要だと力説され、紹介してもらったのがラウンド先生です。ちなみに、ラウンド先生は東日本大震災以降多くの支援活動に携わっておられ、こうしたボランティア活動は彼の人柄を示すよい例と言えるでしょう。

私は地方在住だったため大手留学予備校に通うこともままならず、Skypeとメールでやり取りできるRound Oneのカウンセリングスタイルは時間や労力を節約するうえで大変役立ちました。費用は決して安くはありませんが、以下のようなサービスを受けられることを考えれば、それに見合うだけの価値は十分にあると思います。
先生はMBA受験だけでなく大学院受験にも豊富な経験を持ち、指導は極めて的確かつ有益でした。私の希望を聞き取り、条件に合った学校をリストアップすることが最初の作業でしたが、当時狭い範囲でしか志望校を考えていなかった私に、先生はもっと多くの選択肢があることを指摘してくださいました。海外の大学院のホームページは慣れないとどこに必要な情報があるか分からないことも多いのですが、ラウンド先生のおかげで時間をかけずに必要な情報が入手できたのは、その後のタイトなスケジュールを振り返ってみると非常に重要なことだったと思います。
志望校選定後、各校の締切を考慮してスケジュールを組み、レジュメや推薦状の作成に取り掛かったのが9月、各校のエッセイを作り始めたのは10月でしたが、実はその間TOEFLやGREのスコアが伸びず、非常に苦しみました。特にテスト終了後の自分の手応えと実際のスコアが乖離する状態が続き、精神的につらい時期が続きましたが、先生には決してあきらめずに粘り強く取り組むよう暖かく励ましていただくとともに、受験回数を増やすよう具体的な対策も指示していただきました。その結果、12月にはいずれも一定のスコアが出て、エッセイに集中できるようになりました。余談ですが、これ以降に出願した大学院には全て合格できたことを考えると、留学出願においてやはり焦りは禁物です。

エッセイカウンセリングは、Round Oneの最大の強みです。私の場合、志望動機や入学後の研究対象を記述するStatement of Purpose の提出が必要でしたが、ラウンド先生とディスカッションしながら進めたことで、自分でも大変満足のいく仕上がりになりました。先生の指導は単語や文法のチェックだけでなく、規定文字数に収まるような表現の修正や、効果的なエッセイ構成まで細部にわたりました。とりわけ、自分が大学院で何をやりたいかという点について、先生は私が最初に用意したものを見て「それはつまりこういうことか」と先生なりの解釈を提示するとともに、それに関連した先生自身の経験を紹介することで議論を深めていただきました。先生とのディスカッションを通じて得られた示唆を反映することで、より明確に自分の関心を伝えられるエッセイを仕上げることができたと感じています。このような指導は、英文チェックだけのカウンセリングでは受けられない、ラウンド先生独自のサービスであり、カウンセリングサービスを検討されている皆さんには強くお薦めする点です。 結果として、Georgetown、NYU、London School of Economics and Political Science(条件付き合格)、Columbiaの4校に合格することができ、7校出願したうちの過半数からオファーをいただきました。合格後もラウンド先生は生徒を常に気にかけ、何か困ったことがあれば相談に乗ってくれますし、卒業生の結束も固いので、留学後の進路等も見据えるならば、Round Oneはベストの選択といえます。

最後に、ラウンド先生のサポートで皆さんが希望を叶え、実り多い人生を送られることを祈念して、私の体験談を終わりとさせていただきます。

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