合格体験談
<ラウンドさんとのインタビュートレーニングについて>
私は本年度、ワシントン大学Olinに2月にキャンパスビジットを行いインタビューを行いました。そのインタビュートレーニングをラウンド氏と行いましたが、とてもすばらしく、大変満足のいくものでした。その内容を少しここに記したいと思います。
2月の上旬に、インタビューを行う予定でありましたが、私自身、エッセイやスコアメイクに時間をとられていた為、インタビューのトレーニングを開始したのが、1月中旬からでした。そこから2週間程、インタビュートレーニングに数回通いカウンセラーより、ほぼOKのお墨付きをもらいました。昨年合格した友人よりラウンド氏のインタビューはとてもよかったと聞いてましたので、最後の仕上げにはラウンド氏とインタビュートレーニングを行おうと思っていました。
自分のできとしてはまあまあだろうと思い、渡米1週間前の日曜日ラウンド氏のインタビュートレーニングを1時間受講しました。その内容のレビューでラウンド氏から言われたアドバイスは一生忘られません。
「内容がひどすぎる。キャンパスビジットは中止して、1ヵ月後インタビューをうけた方がよい。」
その言葉を聞いて目の前がまっくらになりました。もう、アドミッションとインタビューのアポイントをとっており、チケットも発券済みで、在校生ともキャンパスを案内をしてもらう予定でスケジュールを組んでいたのを、すべてキャンセルするのか。。。と思うと、ショックでしばらく声がでませんでした。
自分ではOKと思っていたのですが、ラウンド氏いわく、ひとつひとつの回答が長すぎて、簡潔ではなく、また内容も自分のアピールに全くつながっていないとの指摘をうけました。とりあえず、ラウンド氏にトレーニングの御礼をいい帰宅しました。晩御飯を食べながらキャンパスビジットに行くか行かないか,大変悩みましたが1時間考えたあと、ラウンド氏に電話をし「自分としては絶対にキャンパスビジットでインタビューをうけたい。あと1週間あるので、残り時間のある限りインタビュートレーニングをお願いできないだろうか」という旨を伝えたところ、ラウンド氏より快諾の返事を頂きました。
そこから、ラウンド氏と二人三脚での怒涛の”Special Emergency Interview Training”の始まりです。忙しい中、ラウンド氏は私の為に月曜日から渡米の前日まで毎日2時間スロットをとってくれ、インタビュートレーニングを重ねました。最初のセッションとしては、ラウンド氏持論「インタビューのできは最後のアドミッションへの質問により80%が決まる」より、まずアドミッションに自分の熱意を伝えるべく志望動機とからめてQuestionを10問練りあげました。その中から”キラーQuestion”を5問選び、順番を考え残り時間によりどこまで質問するかという戦略を考えました。
その後、Olinで聞かれそうな質問に関して、二人で一問ずつ想定問答を考え、何度も本番さながらのトレーニングを行いました。移動中はインタビュートレーニングで録音した内容をテープで聞き、家では何度も復唱しました。ふらふらになりながら5日間をおえ、最後の日、ラウンド氏より「You are one of the best interview SAMURAI!!」とのお褒めと励ましの言葉を頂きました。
その言葉を胸にセントルイスに飛び立ちました。あれだけやったのだからという自信からか本番でインタビューは、スムーズにすすみ、自分では大変満足のいくベストなインタビューができました。特にBusiness Weekの記事に関する質問はアドミッションの興味をひいたらしく”amazing!!"との言葉をもらいました。その後のアドミッションとのレセプションでも、インタビューはよかったよといってもらえました。
もし、ラウンド氏の指導をうけずに、インタビューを行っていたかと思うとどうなっていたかとぞっとします。インタビューを受けられるなら、まずラウンド氏とのインタビュートレーニングをお勧めします。 ”Cool and Warm”なトレーニングが受けられることは間違いないです!