合格体験談

私の場合、比較的短期間の準備ではありましたが、受験準備前からのDream SchoolであったLondon Business School (LBS)をはじめ、Chicago GSB等の複数の欧米Top Schoolからも合格通知を頂くことが出来ました。ひととおりの受験を終わった今、これらの達成も私のEssay CounselorであったMr.Roundの適切なる指導によるところが大きいことを再実感しています。

さて、受験準備におけるそれぞれの項目(TOEFL®・GMAT®・Essay・Interview等)については多くの方がコメントされていると思いますので、以下では自分の受験を通して実感した「5つの受験Tips」という形で簡単に纏めてみました。今年度以降受験準備される方の準備戦略の整理に役立てば幸いです。

①英語での総合的なCommunication能力向上に努めておくこと:
「TOEFL®・GMAT®のHigh Score獲得も大事だが、これらだけで勝負は出来ないぞ!!」、Mr.Roundから受験準備当初よりこの点を口酸っぱく何度も指摘されました。 この教えに従い、私は英字新聞の購読(Financial Times/Herald Tribune)・衛生放送での英語TVの契約(Sky Perfect TV, CNN等)を通じて英語のInput頻度を高めて行きました。さらに、Mr.Roundからは、自然な英語感覚と度胸をつけるために、英語関連のボランティア活動も紹介してもらい、英語のOutput頻度を高める機会をもつことが出来ました。Mr.RoundとのCounselingは全て英語で行われる為、自然と総合的なCommunication能力の向上にも繋がっていたのも事実です。実際、周りでこれらのScoreがよくても会話力が不十分でInterviewに失敗・不合格となる方も多く見受けられました。今になりこの指摘が適切であったことを再実感しています! なぜなら、会話力の向上には普通多くの時間がかかるからです。

②GMAT®準備は正しい解法戦略・事前の仕込み・当日の集中力が肝心:
過去問が一般的に公開されていないGMAT®の準備では、正しい解法戦略の習得、そして過去問等の入手により良質の問題でトレーニングすることが重要だと思います。GMAT®には一種特有のルールもあり、その意味でも長年に渡り問題研究に勤しんできた予備校に短期的に通うのは効果があると思っています。例えば、SC Sectionの問題では昔し大学受験の時に正しいと覚えた文法表現がGMAT上では不正解であることが多々ありますが、これらの違いを適当に説明した書籍は殆ど市販されていません。従い、GMAT®というゲームのルールを熟知しているものから教示を受けることは、短期間にスコア・メークする上ではマストだと思います。Mr.Roundからは、正攻法ではあるものの問題を確実に解いていく「頭の使い方」を教授してもらいました。なお、当日の集中力も同じぐらい大事ですので、特に試験前日の体調管理は万全に!

③優秀なEssay Counselorに付くこと:
特段の海外経験がない日本人の場合には競争力のあるEssayを完全に自分の力だけで完成させるのは至難の技と思います。つい先日Top Schoolに合格した人達でのPartyに参加しましたが、ほぼ全ての方が何がしかのProfessional Serviceを受けていたことを改めて確認しました。私はMr.Roundに全面的にお世話になりました。Essayは極めてPersonalなものですが、Mr.RoundはBrain Stormingの段階から、自分のどの部分に焦点を当ててMarketingしていけばいかに差別化出来るかを具体的に助言してくれました。これは、Mr. Round自身がMBA卒であること、Business Person・Essay Counselorとしての経験も豊富であること、そして何よりも日本人の我々とは価値観の異なるであろうAdmissions Officeの価値観を十分に認識していることから出来る技だと思います。

④自分なりのTime Managementを実行していくこと:
優秀なEssay Counselorに付いたとしても、Essay準備は実はとても骨の折れる、しかも時間のかかる作業です。TOEFL®・GMAT®の準備ももちろん大事ですが、Essay準備も出来れば8月から遅くとも9月からは開始した方がいいと思います。準備が遅れがちになり結局不十分なEssayのまま提出、不合格となられた方がたくさん見受けられました。私の場合にはMr. Roundの指導のもと8月後半から本格的にEssay準備を開始、11月の1st Roundで2校に願書提出しました。幸運にもそのうちの1校から年内中に合格通知を貰うことが出来たので、1月以降の2nd Roundでは願書提出先を大幅に絞り込み狙い撃ちすることが出来、受験に伴うリスク(全ての受験校からの不合格等)・コスト(受験料等)の低減にもつながりました。

⑤共通の志を持つ友を持つこと:
同じ会社の人・留学予備校で知合った人等を中心に情報・意見交換を都度行って来ました。就職活動時等と同様に緊密なネットワークによる鮮度の高い情報は何者にも代え難いものです。受験生間でのClosedなMailing Listへの参加、Admissions Officeによる学校説明会への積極的な参加等を通してネットワークを広げて行きました。また、Mr.Roundからの定期的なEメール・コミュニケーションも、長い準備期間の支えとなりました。

以上、簡単ではありますが今後受験準備される方の御参考になれば幸いです。今後挑戦される方の御成功をお祈りします。

PS) Mr.Roundは、MBA卒業後の現在でも、私にとっての「コーチ」であり、とても親しくしております!!

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