合格体験談

Round Oneのサポートがなければ、第一志望のうちの一校であったINSEADに合格できなかっただろうと思います。

MBA受験プロセスを共に送ることになるカウンセラーを決定するにあたり、私は複数のカウンセラーを検討しましたが、Steveと実際に面談のやりとりを重ねた後は、Round Oneを迷うことなく選びました。
その主な理由は、(1)Steve(と後にエッセイカウンセリングを受けることになるEmmaも)の人柄が魅力的であり、(2)アプリカントの個別事情に対する理解とそれに即したソリューションの提供を得られ、(3)クラスが一定規模に押さえられているゆえにフレキシブルなサポートを受けられる、と考えたためです。MBA受験を終えた今、この判断は正しかったと確信しています。
特に(3)に関しては、例えばエッセイカウンセリングのアポイントメント1回あたりの時間を増やしたり、アポイントメント数自体を増やしたりと、私の要望に真摯に応えてくれました(もちろん、アプリカント側の作業量は増えるので、これはこれで大変ではあるのですが)。カウンセリングが基本的にSkype上で行われることも、このフレキシビリティをいっそう高めていると思います。

Round Oneのサービスは、以下の通り、大別すると(1)ストラテジックガイダンス、(2)エッセイカウンセリング、(3)インタビュートレーニングの3つで、いずれも非常に満足のいくものでした。

(1) ストラテジックガイダンス
TOEFLやGMATのスコアメイク終了時期の目安設定や、出願のタイミングを含めた出願先ポートフォリオの作成、さらには推薦者の選択等、MBA受験全般に関わる戦略についてサポートを受けました。
Steveは、「思うようにスコアメイクが進まない」と弱音を吐く私に対し激励の言葉を絶えず送ってくれましたし、勤務先から進学可能な大学をある程度制限されていた私の事情を勘案した出願先ポートフォリオを提案してくれもしました。
さらに、キャンパスビジットのスケジューリングに関する助言や学生の紹介、フランスへのビザ申請書類の添削に至るまで、進学プロセスをトータルにサポートしてくれたSteveには非常に感謝しています。

(2) エッセイカウンセリング
スコアメイクに意識が向きがちですが、エッセイは、合格を勝ち取る上でスコア以上に重要な要素の1つであり、信頼できるアドバイスを受けるべきだと思います。
Round Oneのエッセイカウンセリングは、レジュメ作成に始まり、キャリアゴール設定を経て、各大学のエッセイ執筆に入るという流れですが、Emmaのカウンセリングのスピードとクオリティは驚異的でした。
各大学のエッセイへのアプローチを丁寧に指導してくれたほか、私がたとえ大量のエッセイドラフトのカウンセリングを依頼した時でも、殆どの場合、1回のアポイントメントのうちに添削を終え、しかも私のメッセージを的確かつ有効に表現する内容にブラッシュアップしてくれました。
出願先の半分以上(INSEADや米国トップ10校)からインタビューの招待を受けたことも、カウンセリングのクオリティの高さを証明していると思います。エッセイ執筆作業は大変ではありましたが、Emmaのフレンドリーさも手伝って、楽しみながら取り組むことができました。

(3) インタビュートレーニング
インタビューは、エッセイと並んで重要度が高く、また入念な準備が求められるプロセスです。
Round Oneでは、タイプA(模擬インタビュー+ファイルベースの詳細なフィードバック)、タイプB(模擬インタビュー+質問毎に口頭でのフィードバック)、およびタイプC(面接官に対するKiller Questionsの作成)が提供されていますが、インタビューの準備を進める上でいずれも効果的でした。

タイプA
30分程度の本番さながらの模擬インタビューを受けた後、24時間以内にフィードバックをファイルベースで受け取りますが、このフィードバックが秀逸で、自分のレスポンスの長所・短所に加え、効果的に回答するためのアドバイスも詳細に記載されています。
私はトータルで4回(うちINSEAD用に2回)利用しましたが、フィードバックで指摘された弱点を潰しながら練習を繰り返したことで、本番ではリラックスして取り組むことができました。

タイプB
こちらは、一問一答の都度フィードバックを受け、また次の質問へ、という流れを辿るトレーニングです。短時間で多くの質問をこなすことになるため、タイプAとそのフィードバックを踏まえた自習練習を通じて下地を築いた後の応用編として使うと効果的ではないかと思います。
私は、主にHBS(残念ながらインタビュー後不合格となりましたが)対策として、SteveとEmmaと何度もトレーニングを行いました。HBSのインタビュー直前のセッションでは、2人とも「ここまで頑張ったのだから、自信を持って、楽しんできなさい」と暖かく送り出してくれたことは鮮明に覚えていますし、「Round Oneにして良かった」と思った瞬間でもありました。

タイプC
タイプCトレーニングは、面接官への質問を準備するためのセッションです。
面接官をimpressできるような効果的な質問、いわゆるKiller Questionsを複数用意することは、アプリカント1人ではなかなか容易ではなく、効率的でもありません。私はタイプCを通じてINSEAD向けの質問を5つ作成しましたが、準備を通じて学校への理解も深まりますし、質問自体も他校向けにカスタマイズできるので、早い段階で受講すると良いのではないかと思います。

Round Oneのカウンセラーとしての能力は、その実績と評判の通り、素晴らしいものだと確信しています。また、SteveとEmmaは、温厚で明るい人柄の持ち主であると同時に、アプリカントの努力に見事に応えてくれるプロフェッショナルです。1人のクライアント、そして1人の友人として彼らと信頼関係を築けたことは、INSEAD合格と並んで私の人生にとっての財産になりました。

最後になりますが、Round Oneの更なる発展と、お読みになっているアプリカントの皆様の成功をお祈りいたします。

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