合格体験談
【その他合格校】Darden School of Business (University of Virginia), Kenan-Flagler Business School
(UNC), Marshall School of Business (USC)
社費選考を通過してから、約1年が経ちました。結果、Round Oneの多大なる助けを得て、第一志望のMIT Sloan School of Managementに合格する事が出来、今は進学に向けての準備に追われる毎日を過ごしています。 Round Oneへの感謝の気持ちもさることながら、TOEFL・GMATのスコアが年末まで出揃わず、年明けの2nd Roundで膨大な数の学校に出願する事になり、本当に苦しい思いをしましたので、少しでもMBA受験を考えていられる方々の参考になればと思い、筆を取る事にしました。以下に、私が思う受験プロセスにおける重要な要素について、触れようと思います。
【自分にあったカウンセラー選び】
他のカウンセラーの経験が無いので、勿論比較する事が出来ませんが、受験プロセスにおいてMr. Roundと共に戦えた事は本当に大きな選択だったと思います。
私がRound Oneを知ったのは、誰から聞いたわけでもなく、昨年7月頃、まだ私が受験に対しての覚悟が甘すぎた頃に、そろそろカウンセラー探さなきゃなーという軽い気持ちでサーチをしていた事がきっかけです。Webでフォームに記載しコンタクトした所、すぐにSkypeでインタビューを実施し、その後Mr. Roundが日本に来られた際に会って話した結果、Mr. Roundの人柄・プロフェッショナリズムに魅かれ、お世話になる事に決めました。(Mr. Roundは、カナダ在住ですので、やり取りの基本はSkypeとメールです。)
MBA受験というのは、ある意味本当に特殊な世界で、中々友人・会社の同僚もわからない世界ですから、この辛さを分かっているMr. Roundに色々と愚痴を言う事が出来、貴重なアドバイスを頂戴し、背中をその都度押してもらえた事は、本当に救いでした。また、こちらがやればやるほど、それに対して、他のクライアントとの時間もある中で、最大限のコミットメントをしてくれ、カウンセラーとクライアントという関係というよりは、本当の戦友という感じで、心強かったです。勿論、彼のパフォーマンスの高さは、言うまでもありません。
【人とのつながり】
MBA受験というのは、自分一人で満足いく情報を得るのは中々難しいものと思いました。また、孤独な戦いでもあると思います。その意味において、Round Oneネットワークを活用出来た事は大きかったです。様々な学校の卒業生がいるので、経験談や受験中の悩み相談等、本当に助けられました。また、キャンパスビジットの際には、Round One卒業生の在校生に多大なるサポートを頂き、この点もRound Oneを選んで良かった点の1つです。Round Oneのネットワークの活用もそうですが、勿論、アンテナを高く持ち、色々な学校説明会で、多くの人と知り合い・話し、そこから人と繋がっていくというのが、この受験プロセスにおいて、どれだけ重要であったかという事を今実感しています。
【TOEFLとGMAT】
勿論、TOEFLとGMATが全てではなく、高得点を出している人がトップスクールに受かっているわけでは必ずしもありません。実際に、友人でそういう人もいます。ただ、絶対に甘く見てはいけないと思います。これは、本当に苦しんだ自分から、皆さんにお伝えいした点です。
私は、海外駐在経験があった為、正直TOEFLを甘く見ていました。しかし、数回受験して中々満足のいく結果が出ずに、愕然とした事を覚えています。時間だけが過ぎて行き、秋になり、GMATに加え、Essayもやらなければならず、秋になって本当に焦りました。結局、目標としていた110を出す事が出来ず、可もなく不可もなくの点数で終了させる事になりました。。。また、GMATについては更に辛く、結果として4回受けましたが、最後は、アプリケーションの構成要素の一つに過ぎないにも関わらず、何とかトップスクール受験に耐え得る点数が出て、涙しました・・。試験会場である麹町には、もう絶対に行きたくありません(笑)。
その中で、Mr. Roundには、点数を追い求め過ぎるのではなく、自分にあった戦略(私の場合はEssay・インタビュー勝負)の中から、適切なタイミングでの試験からの卒業をアドバイスしてもらったと思います。
私自身が、土壇場に追い込まれないと動かない性格であり、それ故に招いた事態だと思いますが、とは言えども、点数は高ければ高いに越したことは無いので、皆さんには早め早めに準備される事をお勧めします。
【Essayとインタビュー】
この二つに関して、本当にRound Oneの助けを得られて、心底良かったと思っています。
Essayに関しては、書きたいネタがたくさんありましたが、その中から各校に適したトピック選定、自分だけの視点ではなく、第三者から見た時の多角的な視点からの気付き、読む人に訴えかける表現の仕方等、自分一人では絶対に無理であったであろうと強く思います。これも、他のカウンセラーの経験が無いので比較出来ませんが、カウンセラー歴が非常に長く、数多くのトップスクールにクライアントを送り込んだMr. Roundだからなせる技だと思います。
また、インタビューについてですが、意外と重要性が低く見られがちな部分ですが、実態は全く逆です。どんなに高い点数、どんなに良いEssayを書いても、インタビューを失敗すれば、全てが終わってしまいます。 Mr. Roundとのインタビュートレーニングでは、各校に共通する質問、各校独自の質問について、様々な角度から回答を練り、どう伝えるか等を入念に準備しました。そして、どの学校でもインタビューの最後にこちらから質問をする機会を貰えますが、これが実は重要で、如何にその学校の事を理解しているかといった点を、質問を通して伝える事が効果的で、その為のKiller Questionの準備もMr. Roundのパフォーマンスは目から鱗でした。
Essayカウンセラーとインタビュートレーニングは別々の人にお願いした方が良いとの意見がありますが、私は、私の事を全く知らないMs. Roundともインタビュートレーニングをした点で、自分の事を知らない人に如何に伝えるかといった点を補えたと思います。
【自分にあった戦略】
上述の通り、私の戦略は、Essay・インタビュー勝負でした。この戦略は、Mr. Roundと色々と議論した中で導き出したものであり、この戦略決定が功を奏したと思っています。私の場合、試験系が苦手、かつ時間を要した事もありましたが、Essayに書きたいネタがたくさんあり、手振り身振り交えて人と話すタイプなので、インタビュー向きと議論の結果判断しました。
一方、戦略といっても、上記のようなアプリケーション構成要素の戦略もあれば、出願タイミングの戦略、出願校の戦略という観点もあり、これにおいてもMr. Roundと深く議論した点です。
1つ出願タイミングについて言える事は、早い時期で点数も揃っており、Essayの準備も順調であるのであれば、1st Roundで出願するのが良いと思いますが、焦りは禁物です。特に、私達、海外留学生が1st Roundで勝負するには、相当早くからの深い準備が必要です。私も最初は1st Roundで数校出して、精神的に安定した状態で2nd Roundで本命勝負という理想を描いていましたが、状況から見てそれを諦め、全てを2nd Roundで出願する事に決めました。その結果、Essayも満足のいくものが書けましたし、焦って1st Roundに出願していたら、この結果は得られなかったと思います。ですので、周りに流されず、自分に一番合ったスケジュールで、動く事が大事だと思います。
最後になりますが、年々、日本人MBAアプリカントを取り巻く環境は厳しくなってきています。その中で、ただでさえCompetitiveなMBA受験の中で、如何に自分のユニークネスを出すかが勝負だと思います。私にとっては、Mr. Roundと出会い、一緒に戦えた事が本当に大きく、一度皆さんにはRound Oneにコンタクトをして、話してみる事をお勧めします。その結果として、皆さんがRound Oneと戦う決意をしたのであれば、本望です。
Steve、そしてRound One、本当に有難う!!!