合格体験談

強力でありながら自分の想いがこもった、地に足の着いたアプリケーションを一緒に練り上げてくれるカウンセラーです。

Round Oneは会社の先輩からの紹介でした。前評判が良かったので、事前の比較検討はあまりせずに契約し、何回かやって駄目ならカウンセラーを変えようと思っていました。実際には前評判どおり、というか前評判以上に素晴らしいカウンセラーでした。最終的にNYUという自分の満足度の高い進学先に合格できたのはRound Oneの高い品質と親身な対応のお陰だと思います。

質の高いエッセイ・カウンセリング
Round氏の品質は非常に高く、合格するためのアプリケーションの観点から必要な構成、内容の展開、ニュアンスなど重要なアドバイスや指摘をもらいました。エッセイの内容については、プロの目から見て本当に駄目なものは駄目と切り捨てる一方、出来る限り生徒の想いを汲んでくれるので安心感・信頼感があります。また、長年の経験と多くの正確な情報に基づき、エッセイ以外のアプリケーション・パッケージ全体についても統一感・説得力のあるものに強化してくれました。その結果、Harvardを含む大半のTop校からインタビューの招待をもらうことが出来ました。

実践的なインタビュー・トレーニング
私はインタビューが非常に苦手で、長く喋りすぎる嫌いがあったのですが、Round氏との練習を通じてコンパクトな回答がしやすくなったと感じています。実践的なトレーニングとその後綿密な書面での評価レポートは自分の弱点を短時間で強化するには有効でした。Round Oneのインタビュー・トレーニングには数タイプあり、上記の他に、インタビューでの回答内容などの戦略をディスカッションしながら練り上げるトレーニングもあり、私は併用する事で自分の話したい内容を効果的に伝えられる状態に近づけられたと思います。Harvardの面接前にはRound氏がわざわざ来日して集中的にface to faceで練習してくれるなど、まさに2人3脚で臨むことが出来ました。

Round One 卒業生達の存在
現在は自分でも実感していますが、Round氏の真摯な対応を通じ、Round Oneの生徒はRound氏と良い関係を保っています。ですので、夏に氏が開催したMBA卒業生を集めたイベントでは多くの卒業生が自発的に集まり、情報収集や、各学校の実情を本音ベースで聞けました。また、多くのトップ校にRound氏の教え子がおり、キャンパス訪問時には大変親切にしていただきました。生徒一人一人に提供するサービスの質を落とさないために、むやみに生徒数を増やしていない(私の時は年間30名程度と聞きました)事を考えると、上位校への合格率は驚異的なのではないでしょうか。

MBAに何を求めるかは人それぞれの部分だと思いますが、こと出願においてはほぼ全てがオンラインで完結するため、ウケの良い、嘘で塗り固めたアプリケーションを作成する事は不可能ではありません。しかし、強力でありながら、自分の想いがこもった、地に足の着いたアプリケーションで自分が進学した先こそ、ミスマッチの少ない所でしょうし、実りある留学生活になるでしょう。MBAはそれ自体に価値があるのではなく、その後のキャリア発展にこそ価値があると思いますので。

最後にRound One(というか独立系カウンセリング・サービス)のマイナス点(?)に触れたいと思います。まずは、TOEFL / GMATをカバーしていない事です。学校側はスコアよりもエッセイが大事とよく言いますが、トップ校はやはりテスト・スコアが高くないと相当に厳しいです。しかし、これはRound Oneではサービス提供しません。Round氏にはGMAT対策の経験もあるので頼めばやってくれるかもしれませんが、ここはこの分野に長けた予備校に通うなり、自分でしっかり勉強するなりしなければ、いくらエッセイを頑張ったところで最初から高いハードルを課される事になります。テスト・スコアはいわば足切りですが、されど足切りです。
また、カウンセリングが高額です。追い込みの月は月収が授業料に丸々消えました。しかし、ここでケチってアプリケーションの質を落としては本末転倒ですので、事前の準備(エッセイ作成・推敲やインタビューの練習)をしっかりして、カウンセリングの時間を最大限に有効活用できる様にするのが良いと思います。
要は強力ではあるが、高額のRound Oneに「おんぶにだっこ」するだけで合格できるほどMBAトップ校は甘くはなく、自分の主体的な努力が何よりも重要という当たり前の話です。

この合格体験記を読まれた読者が良いカウンセラーに辿り付く事、そしてそれがRound氏である事を願っています。

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